2011年12月26日月曜日

ヨーガヴァースィティ 02:1 食事のこころえ


1 食事のこころえ



https://youtu.be/IQ-D70TQ4NA

体位体操(アーサナ āsana)や
プラーナーヤーマ prāṇāyāma調気行を始める前に
食事のこころえを学んでおきましょう

(1) ミターハーラ mitāhāra मिताहार 


(三つのせい食)
らかな飲食物を(清食)
な量いただき(正食)
なる生命活動に生きる(聖食)
摂理(せつり)にかなった
節度ある食事(節食)

(2)食前・食後の祈り


いただきます
天地いっぱいからのこの恵み
ごちそうさま
一つの命いのちに満たされて

(3)気づきの食事の歌


まだからっぽの皿もすぐ おいしい料理で満たされる
この食物に含まれてる 宇宙の生命わが命/
食欲をそそる香ばしさ けれど受難も含んでる
一口食べては「」を誓い 二口食べては「」を誓う
三口食べては「」を誓い 四口食べては「」を誓う/
料理を食べて満たされて 皆のために生きてゆこう
皿を洗うは平常(びょうじょう) 聖俗一如の仏心行/
気づきをもってお茶を飲み お茶を飲んではまた気づく
身心一如の今ここに 過去も未来も全てある//
Thich Nhat Hanh のガーターの和訳)



ミターハーラ mitāhāra の出典


ハたヨーガ・プラディーピカー haṭha-yoga-pradīpikā の第1章の 60 節で、次のように説明されています:「口あたりのよい滋味豊かな食物を、胃の四分の一をあけて、しヴァ神 śiva(至高神)への奉仕の手段として食べること、これがミターハーラである。」



सुस्निग्धमधुराहारश्चतुर्थांशविवर्जितः।
भुज्यते शिवसम्प्रीत्यै मिताहारः स उच्यते
Susnigdhamadhurāhāraścaturthāṁśavivarjitaḥ|
Bhujyate śivasamprītyai mitāhāraḥ sa ucyate

三つのせい食の説明

  1. 清食:清らかな飲食物をいただくように努めましょう。
    • 収穫1年以内の穀物と豆
    • 季節の新鮮な野菜と果物
    • 海藻
    • 太陽
    • できればきれいな空気と水


  2. 正食:適切な量と回数の食事にとどめましょう。(腹八分)
  3. 聖食:清食・正食をしたなら、得たエネルギーで聖なる活動(自分の本来の任務)を行ないましょう。
*ハたヨーガ・プラディーピカー haṭha-yoga-pradīpikā での食物の推奨品目などについては、1.61-65 を参照。食事のためには料理の心得が必要だが、そのためには典座教訓が役に立つ。料理のためには食材の調達が必要で、作って食べる農あるヨーガ生活が推奨されるが、このテーマについては連用日記 Continuous use diary 目次を参照。



(4)水と空気と日光



Q:食事についてお考えをお聞かせください。

A:実際は食物はさほど重要ではありません。水と空気と日光がはるかに大切です。食べると、人間の内部生気器官(内臓等)は旺盛に働き始めますが、その後はそれらはゆっくりと徐々に弱まり、病気を助長しがちです。病気になると人は常に、(内臓等の)生気体を休めるために、まず食を断つよう忠告されます。しかし、人は水と空気と日光を断つことはできません。もし水と空気と日光を正しい割合で吸収するなら、人は健康と長寿を保てるでしょう。食物は人間にとって、全ての受難の原因でもあるのです。(デーヴラハ・バーバー。写真撮影時で 150 歳以上と推定。250 歳説も有り…)