2011年12月23日金曜日

ヨーガヴァースィティ 26 : 5 瞑想行 4b クリヤーヨーガの基本行



  1. 入息と共に意識を Mu→Sv→Ma→An へ引き上げます
  2. 出息と共に意識を V→Aj→B→Sa へ引き上げます
  3. 入息と共に意識を Sa→B→Aj→V へおろします
  4. 出息と共に意識を An→Ma→Sv→Mu へおろします
  5. 以上の1〜4を、プラーナ prANa の流れをイメージして気持ちよく繰り返します
各チャクラ cakra(生気的エネルギー中枢)への肉体対応点
  • Sa=サハスラーラ:頭頂
  • B = ビンドゥ:つむじ
  • Aj=アージニャー:頭部中心
  • V=ヴィしゅッだ:頸部中心
  • An=アナーハタ:肩甲骨中心
  • Ma=マニプーラ:へそ背面
  • Sv=スヴァーでぃシたーナ:尾骨末端
  • Mu=ムーらーだーラ:会陰


人の意識は外界対象・自分の肉体アタマ考え事のどこかで彷徨っている場合が多い[=散乱]ので、その意識を出所の純粋識 cit に戻すには、中枢神経でのだーラナー dhAraNA 覚触に引き返す必要がある。それも難しい人には、脳そのものではなく脊髄に意識を合わせる段階から始める必要が出て来る。上掲の行法はそのための一便法であることを理解して実修すべきであるが、(体位)体操程度しかしてきたことが無い人たちの場合、こういうことが珍しくて夢中になって面白がったり、脳脊髄という中枢神経への刺激から体調・情緒不安定になったりする人たちがいる。このような行法の主旨が意識の散乱を一点一心集中 dhAraNA に引き戻し、アタマのエネルギーロスを食い止めて静まることにあることをよく理解しないと、自分意識の発見と解消をゴールとするヨーガ修行の目的から逸脱してしまう。ヨーガに限らず、どのような修行形態に取り組もうと、最後は心の鎮まりに落着しなければ、なんにもならない。