2011年12月22日木曜日

ヨーガヴァースィティ 34 :6 修行生活上の心得 1気づきの一日


気づき(マインフルネス)の一日


ティクナトハン著『気づきの奇跡』の
第3章・気づきの一日 (A Day of mindfulness) から



http://youtu.be/bhUDBRT7TMk

毎日毎日、気づき(マインフルネス)をもってすべての事を行なわなければいけません。しかし、言うは易(やす)く行なうは難(かた)しです。それで私は、瞑想会に来られる方々に、週に1度は、1日中気づきの行をできる日をきちんと取るようにすすめているのです。原則として、もちろん毎日はあなたのものであり、各時間もあなたの時間です。しかし実際は、そのようにできている人はほとんどいません。私たちは、自分の家族や、仕事場や社会によって、自分の全時間を奪われているような気がしています。それで私は、週に1日は自分のために取るよう強くすすめるのです。たとえば、土曜日とか。

もしそれが土曜日なら、この土曜日は完全にあなた自身の1日でなければならず、そこにおいてあなたは完全に主人公なのです。そうすれば土曜日は、気づきの修行習慣を築くための堅固な基礎になるでしょう。平和・奉仕コミューニティで働く人は誰でも、その仕事がどんなにさしせまっているとしても、そのようなマインフルネスの1日を持つ権利があります。なぜなら、そうしないと私たちは心配事やせわしない行動だらけの日常生活の中ですぐにも自分自身を見失い、それにつれて私たちの反応もにぶくなるからです。どんな日であろうと、いったん選ばれたなら、それはマインフルネスの日とみなされます。

マインフルネスの1日を始めるに当たって、目ざめた時に、今日はマインフルネスの日であるという事を思い出すための方法を考え出しなさい。たとえば天井か壁に、“マインフルネス”と書いた紙とか、あるいは松の小枝とか、目をあけてそれを見た時に、今日はマインフルネスの日である事を思いおこさせて くれる何かを飾っておくのもよいでしょう。今日はあなたの自分の日です。それを思いおこせば、あなたは完全なマインフルネスの中にいることを確認してほほえむことでしょう。そのほほえみこそが、あの完全なマインフルネスを育(はぐく)むのです。

まだ寝床に横たわりながら、自分の息をじっくり観察しなさい--ゆっくりとした、長く続く、自覚された息を。それから[それまでのように一気に飛び起きずに]ゆっくり寝床から起き上がるようにし、各動作ごとにマインフルネスを養いなさい。起き上がったなら歯を磨き、顔を洗い、その他の朝の務めの全てを落ち着いたリラックスした仕方で、ひとつひとつをマインフルに行ないなさい。自分でしている息を追いかけて、それを見守り続け、考え事に注意を奪われないようにしなさい。全ての動作を落ち着いて行ないなさい。歩く時も、静かな長く続く息で足を運ぶようにしなさい。いつも微笑を浮かべて。

少なくとも、半時間かけて入浴してごらんなさい。ゆっくりとマインフルに入浴し、終わった時には、身軽にすっきり感じるようになりなさい。

その後あなたは皿を洗ったり、テーブルのちりを払ったりふき取ったり、台所の床をきれいにしたり、本棚の書物を整理したり、日常の家事をしたらよいのですが、どんな仕事をするにせよ、マインフルにゆっくりと楽な気分で行ないなさい。どんな仕事であれ、それを終えることを目標にしてはいけません。一つ一つの仕事を、リラックスしながらも全注意力をもって行なおうと思いなさい。仕事を楽しみそれと一体になりなさい。そうでなければ、マインフルネスの日も、なんの価値もなくなってしまいます。もしマインフルに行なうなら、どんな仕事もめんどうだという感じは、すぐに解消するでしょう。禅のマスター達を手本にしてごらんなさい。どんな仕事やふるまいをする場合にも、彼らはいやがったりせず、ゆっくり平常心で行ないます。


マインフルネスの修行を始めたばかりの人は、その日1日静かな気持ちを保つのがなによりです。しかし、マインフルネスの日には決して話していけないというのではありません。お話してもかまいませんし、それに歌うことだってしてよいのです。でも話したり歌う時には、自分がなにを言い、また歌っているのかについて、完全な気づきをもって行ない、そして話すのも歌うのも最少限にとどめなさい。もちろん、自分が歌っているという事実にも気づいており、そしてまたなにを歌っているのかをハッキリ覚知している限り、人は歌いそしてマインフルネスを同時に修することは可能です。しかし、あなたの瞑想の実力がまだ深まっていなければ、歌ったりお話している時には、マインフルネスからそれるのはいともたやすいことですから、用心してください。

昼食時には、自分で食事の用意をしなさい。マインフルに料理をし、そして食器を洗いなさい。午前中は家を掃除整頓した後、午後は庭でひと仕事したり、雲をながめたり花を集めたりした後、お茶を用意し、すわってマインフルに飲みなさい。そうするのにたっぷり時間をかけなさい。仕事の休み時間に1杯の コーヒーをがぶ飲みする人みたいに、お茶を飲まないでください。あたかも地球が地軸を中心にゆっくり、均等に回るように、お茶をゆっくりとうやうやしく味わい、先の事にとらわれてはいけません。[これから]すべき事などについて心配してはいけません。なにか他の事をしようと立ち上がってはいけません。[今ここから]‘出発’しようとは思わないでください。

いけがきに静かに憩うつぼみになりなさい
この不思議な生命存在の一部である微笑になりなさい
ここにとどまりなさい どこにも出向くことはありません
この故郷はこどもの頃のように美しい
それを傷つけてはいけません お願いだから 歌い続けて...
(黄金の菜の花畑のちょう)

晩には聖典を読んだり、その一部を書き写したり、友だちに手紙を書いたり、または週日の日課を別にして、楽しみたいと思う事をなんでもしてごらんなさい。でもなにをするにしても、マインフルに行ないなさい。夕食はほんの軽めに食べなさい。後で、夜 10 時とか 11 時頃に瞑想する時、胃袋が空いていればより容易に坐れるでしょう。それから夜のフレッシュな空気の中で、ゆっくりとウォーキング・メディテイションをするのもよいでしょう。自分の息をマインフルに追い続け、足の運びで息の長さを測ります。最後に部屋にもどり、マインフルに眠りなさい。

私たちはなんとかして、だれもがマインフルネスの日を持てるように工夫すべきです。そのような日はとても重要です。その他の週日に及ぼす効果には、計り知れないものがあります…週に一度そのようなマインフルネスの日を持ち、3ヶ月も続けるなら、あなたは自分の生活上に明らかな変化を認めるようになるに違いありません。マインフルネスの日は、その他の日々にも影響を及ぼし始め、ついにはあなたは週7日をマインフルに生きられるようになるでしょう。 あなたはきっとマインフルネスの日の重要性について、納得してくれると確信しています。


A Day of Mindfulness が一日でもあったなら、その人生はまだまし。
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A Life of Mindlessness が人の一生みたいなものだから。
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