2011年12月20日火曜日

ヨーガヴァースィティ 49 : 6 修行生活上の心得 12 マインフルヨーガ




マインドフルネス/マインドレスネスについて、次のような説明がある。
マインドフルネス/マインドレスネス
mindfulness/mindlessness
マインドフルネスは,積極的にカテゴリーに注意を向け,それを創出している心的状態をいう。この状態にあるとき,人は新奇性を受け入れ,複数の視点に注意を向け,状況の変化に対する感受性が高い。これに対してマインドレスネスは,過去のカテゴリーに過度に依存し,融通性が低く,物事の新奇な側面に注意を向けることが少ない心的状態をさす。この状態において,人は状況の変化に注意を向けず,自動的な行動が生じやすくなる。ランガー(Langer,E.1989)は,マインドフルネスが人の有能感,創造性,記憶,統制感などを高める働きをすると主張している。
制御的過程/自動的過程コンピテンス
これは有斐閣『心理学辞典』からの引用と思われるが、マインドフルネス/マインドレスネスという用語の核になっている(マインド mind)をまず理解すべきと思う。心あるいは意識純粋識 cit からの派生という観点を理解しないと、「私の my」心が何なのかを見失ってしまう。純粋識 cit = 唯識プルシャ puruṣa)=真実在 sat (Self) = 「私 - 私 'I'-'I'」(セルフ Self)から「私 'I' という思い ahaMkAra; aham-vRtti (I-making)」が虚出し、「私の my」記憶考え事肉体の総体を‘自分’と同一視すれば、マインド mind は full of 'I-thought (ego = individual I-ness)' の状態になり、それは真理の覚智現成 Self-Realization のマインドレスネス mindlessness (忘念)でしかない。一般的にはマインドフル mindful は mind full of attention/consciousness と理解されることが多く、マインドレス mindless はその反意語になっている。ティクナトハン師たちの仏教者が言っているマイン(ド)フルの用語はパーリ語の sati の英訳である。良い意味でのマインドフルネスの極みは無心無我である。