2011年12月11日日曜日

みんなのギーター2章65節

bhagavad-gItA 2.65


[テキスト]




[解説]


  1. すべての悲しみも:生きていると、悲しみは、かならずあるものです。あなたには、どんな悲しみがありますか? 色々な悲しみが、あることでしょう。でも……
  2. 静かな心になった者には止んでしまう:たとえば、悲しいことがあったときに、あなたの心の注意力を、悲しみを追いかけることにではなく、息を追いかけるのに使ってみてください。息の観察に成功すれば、あなたの心にあるのは、もう悲しみではなく、息または息の観察そのもの、なのですね。
  3. 心の静かな者に:コップに水を入れれば、コップには水がありますし、コップにジュースを入れれば、コップにはジュースがあります。そのように、心に悲しみを入れれば、心には悲しみがありますし、心に静けさを入れれば、心には静けさがあります。心に静けさを入れるために、息の観察をするのは良い方法です。
  4. すぐ理性は確立されるもの:心に静けさがあるとき、私たちは落ちついて考えることができます。落ちついて考えることができると、なにをどのようにしたらよいのかが、ハッキリわかってきます。でも、心に静けさがないときには、私たちは、あわてて考えるので、なにをどのようにしたらよいのかを、まちがって考えてしまいます。ですから、心 という入れものに、2.56 の貪り(欲ばり)・恐れ・怒りや、悲しみがあるときには、息の観察をして、心に静けさをとりもどし、落ちついて考えることができるようにしましょう。



[参考]


息の静まり=自分の心の静まり
  • 無関心のとき、息はいきいきしていません。
  • 愛着するとき、息は激しくなってきます。
  • 逃避するとき、息は苦しくなってきます。
  • 執着していないとき、息は平静です。
    息が平静なとき、理性は最高の働きをします。