2011年12月14日水曜日

みんなのギーター2章54節

bhagavad-gItA 2.54


[テキスト]




[解説]


アルジュナは、迷っている人間です。皆さんも、毎日の生活のなかで、色々迷うことがありますね。そんなときには、どうしたらよいのか、だれかに聞いてみたくなりますね。でも、どんな人に聞いたらよいのでしょうか。迷っている人が、迷っている人に聞いても、よい答は出てきませんね。ですから、そういうときには、困っていることや、迷っていることを、解決できる人に聞いてみないといけません。
2.54 で言われている、智慧の人とか、三昧者とか、覚者というのは、簡単に言うと、問題を解決できる人のことです。質問するときに、相手が問題を解決できる人であるかどうかを知るためには、その人がどのように話して、どう坐り・行動するのかを知るとよいと、ギーターは教えているのです。このことをまとめてみると、つぎのようになるでしょう。
(1)どういうことを、考えているか?
(2)どういうことを、話しているか?
(3)どういうことを、しているか?
人を見るときには、これらの(1)・(2)・(3)について、よく観察してみるようにしましょう。そして、これらの(1)・(2)・(3)について、自分はどうなのか、やはりよく観察して、よく気づくようになりましょう。



[参考]


困った時にどうするか?:私たちの人生は、問題と解決(あるいは放置・未解決)の連続のように思われます。大小様々な問題に真剣に取り組むことによって、このような場合にはこうしたらよいということが、段々わかってくるものです。しかし、人生とヨーガ修行の究極の質疑応答は、熱烈な求道者と真正の指導者(グル)の間でかわされるだけです。質問好きと熱烈な求道者は別です。自分のワガママをことごとく捨て去る決意をし続ける人、それが熱烈な求道者です。その人に真正の指導者(グル)は現われます。